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Angel Therapy Homoeopathy:ホメオパシーBlog

ホメオパシー関連についての雑記あれこれ・・・

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サブタイトルに『現代医学と代替医学にみる治癒と健康のメカニズム』と書かれています。
Amazonに勧められて思わずポチクリした本なんですけどね・・・(笑)



この本は1983年に出版されたアメリカの医学博士であるアンドルー・ワイル氏の著書の増補改訂版で初版が1993年に出版されているのかな?
手元の本は13版でした。

もうね、しょっぱなの章のタイトルが『ホメオパシーで治った?』だから、ちょっとワクワクしちゃいましたよ(笑)
医師の立場から冷静にホメオパシーについての成り立ちから盛衰までをも冷静に(?)分析しています。また実際彼の現代医学ではどうにも治らなかった症状が、ホメオパスにかかってレメディーを選んで貰ってとった結果、消え再発していないとまで書いています。結局、このことについて彼はプラセボだって結論づけているようですが、プラセボだってなんだって治ればいいじゃん? と私は思うし、彼もそう思っているみたいです。なぁんてプロホメオパスが乱暴なコトを言っちゃうのもアレですが・・・(^^; (でも彼の仮定するプラセボ論を読んでいると、どんなに私が言葉を尽くしたところで「その全てがプラセボだ」って言われちゃうよなぁ、と正直思っちゃいましたからねぇ)

ちなみに本書を読んでいただければわかりますが、ワイル氏はプラセボ効果については否定をしていません。否定するどころか肯定的なんですよね。プラセボ効果を2種類にわけて論じていたりもします。

また本書ではホメオパシーの他、様々な代替療法についても医師の視点から論じています(とはいえ、代替療法を頭から否定するような医師の視点ではないところが楽しいのですが)。
文章を読んでいる限りでは彼は非常に好奇心旺盛でチャレンジ精神に溢れ、ウィットに富んでチャーミングな方ではないかと思いました。きっとお会いして話をしたら魅了されちゃうような方なんだろうなぁ・・・(笑)

私が本書の中の一文で気に入った文章を抜粋しますね
−プラシーボ反応−の章より
人類は「ホモ・サピエンス」より「ホモ・メディカス」という名称の方がよかったのではないか。「智慧」よりも「薬」に対する欲求の方が、人間の特徴をよくあらわしているように思われる
なんか最近の一連のインフルエンザとタミフル耐性騒動を彷彿させませんか?


二言目にはやれ「科学的でない」とか「エビデンスをよこせ」とか「レメディーなんてとらなくてもインチキだってわかっているからとる必要はない」だの、なんの実践もせずに机上の空論で重箱つついてゴチャゴチャ言ってるアンチ君達がこの本を読んだ感想を是非とも聞いてみたいなぁ、とふと思ったりして・・・(笑) 



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