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Angel Therapy Homoeopathy:ホメオパシーBlog

ホメオパシー関連についての雑記あれこれ・・・

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私が大好きな数少ない日本人作家のエッセイ本です。
この本は彼自身が後書きで『今度はじめて、短くて読みやすいエッセイをまとめた本を出すよ』と書いている程(!)、短くて読みやすい(?)エッセイ本なのですが、そこは彼の書くエッセイだけあって単純に『読みやすい』筈はありません(笑)



これは個人的な感想なので、この本を読んだ他の方はまた違う印象を受けるかも知れませんが、私としてはどのエッセイを読んでも、最後のさいごでなんだかハシゴを外されちゃったような、もしくは「やっぱり保坂 和志の書いた文章だよな〜」と思わせるような、そんなエッセイ集なんですよね。
そして猫好きの琴線に触れる絶妙なエッセイも勿論(!)収録されております。
なにしろタイトルからして猫好きセンサーにひっかかるようなタイトルですものね(確か私が初めて彼の存在を知ったのも、猫好きセンサーにひっかかるようなタイトルの本、『猫に時間の流れる』だったような記憶があります)。
個人的に大好きなのは、猫のお正月の話の中の『チャーちゃん』のくだり。読んでいるだけで可愛くて微笑ましくて切なくて泣けてきます。
あの一文だけで「やっぱり保坂 和志の文章って大好き!」って思っちゃんですよね〜(その一節だけは独り占めするのは勿体なくて、無理矢理ダーリンに読ませました)。
本の装幀も素敵でです。緑色のブックカバーを外すとまたカワイイので是非、カバーも外してチェックしてくださいね♪




さてここからの私の感想は、ちょっとネタバレ(?)になってしまうので、彼の本をこれから読もうという方は読まないでくださいね。
















私がこのエッセーを読んで一番に思った感想なのですが・・・。
最後の最期で『(以下省略)』で終わるエッセイなんてあり〜〜〜〜??? ←魂の叫び(笑)
あの括弧を含めた6文字を読んだ時にはホント、腰が砕けましたとも・・・。
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